近畿教育オーディオロジー研究協議会 講演リポート②


2012年1月28日(土)「近畿教育オーディオロジー研究協議会」主催の、平成23年度冬の学習会で、「見える日本語、見せる日本語 可視化させた日本語文法」という江副隆秀校長の講演が行われた。 この学習会は、2府4県(大阪府、京都府、滋賀県、和歌山県、奈良県、兵庫県)の聴覚特別支援教育に携わっていらっしゃる先生方が集まって、自主的に開かれた勉強会である。約120名の先生方が参加され、会場は満員だがしんとしている。校長の話に聞き入っておられるのだ。 「近畿教育オーディオロジー研究協議会」は、全国でも一番に出来た会だそうだ。その熱意ある活動も先生方のチームワークの良さも素晴らしかった。委員の先生方全員にある「やります」という意識。会場の設営や演壇の準備など本当に気持ちよくお世話をしてくださって“日本一!”に納得し心から感謝している。「近畿はひとつ」ということばを大切に大きな役割を担っていらっしゃる先生方と今後も是非連携させていただき活動してゆきたいと思った。 今回の会場は「神戸市立新長田勤労市民センター」。平成7年1月の阪神淡路大震災で大きな被害を受けた長田地区が新しく整備され、そこに作られた公共の施設である。3階の窓からは、広場に立っている巨大な「鉄人28号」像が力強く両足を踏ん張っている姿が間近に見える。ここは震災から見事に復興を成し遂げた町だと思うと、やはり東日本大震災のことを思う。当校も大きな影響を受けた震災である。長くながく心を寄せて行こう、震災復興の町であらためて日本のことを思った。


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