
ズッキーニは、ウリ科カボチャ属の一年生の果菜です。英名はzucchini、学名はCucurbita pepo ‘Melopepo’、外見はキュウリに似ていますが、カボチャ(ペポカボチャ)の仲間で、主に緑と黄色の果種があります。夏野菜で、カボチャより低カロリーです。
名称については、色々あります。イタリア語でzucchina(ズッキーナ)、南米ではzapallo italiano(サパージョ イタリアーノ)、アメリカとオーストラリア英語では、zucchini(ズキーニ)、イギリス英語やフランス語ではcourgette(カージェット、クルジェット)と呼ばれています。、
和名はウリカボチャで、カボチャの仲間ですが、蔓が長く伸びないので、蔓なしカボチャという異名もあります。
原産地は、北アメリカ南部のテキサス州からメキシコと言われています。ヨーロッパには16世紀頃、アメリカから持ち込まれました。日本では、1970年頃、イタリア料理が広まり、アメリカから輸入され、広まっていきました。
育て方は、栽培時期が4月から夏までで、春に苗を植え付け、初夏から夏の間に収穫します。発芽適温は25度くらいで、生長が早く、植え付けると1ヶ月くらいで収穫でき、育てやすいです。肥沃な土地であれば、特に問題なく育ちます。花期は6月頃から8月に黄色の花を咲かせます。