友達は多い方がいい
オスカー(香港)
社会で誰でも「友達は多い方がいい」と言う意見はよく聞く。小学生でも中学生でも高校生でも大学生でも、みんながずっと新しい友達を作って、自分と他人の人間関係をたくさん作ろうと思っている。でも僕はそうは思わない。
なぜかと言うと、その理由の一つ目は、自分は友達を作っている中で無理をしているからだ。二つ目は、その友達は本当に自分のことをちゃんと思ってくれるか疑問に思うからだ。
理由と言うか疑問ではないかと言いたいかもしれない。しかしまずは一度考えてみてほしい。なぜあなたはそんなにたくさん友達が必要なのか?生活のため?勉強のため?仮にあなたは今友達が二十人いるとしたら、あなたは一日中その二十人に構っている時間はあるか?もちろんそれは勉強や仕事の時間を除いての話だ。
もう一つの例えがある。あなたは友達を作っている間に、無理をして、話題を合わせることがあるのではないか?私はもっとたくさん友達を増やしたいと言う気持ちに引っ張られて、無理やりに友達を作る人もいるだろう。その人はA子と話す時はAの話題で話し、B男と話す時は、Bの話題で話す。しかも毎回相手が言った言葉や好き嫌いを覚えなければならない。その上ずっと自分の本音を言えないかもしれない。果たしてそれは友達といえるだろうか?僕にとって友達は、家族以外で自分の本心を言うことを許してくれる存在だと思う。もし自分が思ったことを友達に言えないなら、それはもう本末転倒だろう。
友達は別に少なくても大丈夫だと思う。真剣にあなたのことを思ってくれて、ピンチの時しっかりあなたを助けてくれる人だからこそ、友達であるのだ。
アリ(フランス)
子供のころからよく聞く意見は「友達はたくさんいる方がいいよ」だ。私もそう思っている。たしかに、人間関係は生きるために必要だからだ。
うれしい時も悲しい時も友達がいれば楽になる。人が多ければ多いほど、みんながたすけ合うことができると考える。私は一人っ子として、ずっと兄弟がいる友達がうらやましかったから、家族のような友達をたくさん作りたかった。フランス語では「人が多ければ多いほど笑える」と言う表現があるから、みんな友達の良さがわかる。
たしかに、反対する人もだいぶいると思う。たとえば、一人でゆっくり過ごしたい人や家族が多い人などは友達はそんなに多くはいらないと思うかもしれない。また、新しい友達を作るのは難しくて、失敗する時もあることは言うまでもないからだ。
しかし、いろいろな人と話したり、過ごしたりすると視野が広がるに違いない。自分のことばかりになったら、自分は改善できないと思う。友達が少なかったら、みんな同じ考え方と意見を持っていくことになるだろう。
つまり、友達が多い方がいいと考えている。いろいろな人と話し合ったり他の意見を受け取ったりしたら、自分がよりおもしろくて成長した人になれる。つらい時にも誰かが手伝ってくれるのが何よりいいのではないだろうか。