
イベント
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環境の日
2025年2月28日(金)、冬学期の課外授業の一環として、環境について学びました。
1.2時間目は環境についての授業をしました。授業内容は、初級レベルでは、「5分で分かる環境問題~みんなで守ろう地球の未来~」の動画を見て学習し、中上級レベルでは、「NHK高校講座」の動画を見てクイズに答えました。それでは、初級基礎クラスの1.2時間目の様子を紹介します。「5分で分かる環境問題~みんなで守ろう地球の未来~」の動画を見て、そのあと、新しい言葉を勉強しました。『地球、生物/生き物、未来』『地球温暖化、大気汚染、海洋汚染』など先生が分かりやすく説明し、そのあと、みんなではっきりとした正しい発音で発話していました。それから動詞の活用も勉強しました。先生が紙で作ったゴミをすてたり、拾ったりしながら『すてます、すてません、すてました、すてませんでした、すてましょう』『ひろいます、ひろいません、ひろいました、ひろいませんでした、ひろいましょう』と、ジャスチャー交じりに分かりやすく、進めていきました。環境に直結する語彙、北極、南極、海面上昇、猛暑、大雨、水没、工場など、単語もどんどん覚えていました。また、ゴミの捨て方、各地域でのゴミの収集日についても学びました。
午後は、中級基礎午後クラスの1、2時限目の見学にも入りました。
まず、社会福祉法人の矢沢成晃氏の紹介ビデオが流されました。早稲田大学ロータリーの会が毎月行っている活動についてのビデオでした。高田馬場駅前のロータリーでの飲酒や、喫煙により、たくさんのゴミが出ます。それを大学生がボランティアで清掃するようすがわかりました。現在、SmaGo(スマゴ)というゴミ箱の設置を考えているそうです。太陽光で動き、自給自足のゴミ箱で、ゴミがたまると自動的に圧縮して、ゴミ箱からゴミが溢れないようにする優れものです。ゴミを捨てにくい環境づくりを目指している活動でした。そのあと、「NHK高校講座」の動画を見てクイズに答えていきました。永久凍土、温室効果ガス、森林破壊、SDGsなどについて学びました。最後に、地球環境を守るために、どのようなことに気をつけたらいいか意見交換をしました。4時間目は、各レベルで学校周辺のゴミ拾いを実施し、地域の清掃に協力しました。
この環境の日を通して、70%の学生が環境について勉強できてよかったという感想を持ちました。 -
国立科学博物館
中級Ⅱ特進 社会見学 2025年冬学期
2025年1月24日(金)、中級2特進クラス約50名が上野の国立科学博物館へ社会見学に行きました。集合場所は2か所あり、高田馬場ロータリー9:10と国立科学博物館9:50で、学生はそれぞれ便利な集合場所を選びました。
この見学は、準備教育課程の一環として、自然科学の歴史を学ぶことを目的としています。博物館は、一見それほど大きな施設ではないと思いましたが、実際に入館してみると意外と広く、日本館と地球館に分かれていました。地球館は天井が3階くらいの高さで、地下は2階まであり、かなり工夫が施されていました。
10:00に入館し、最初はドーム型になっているシアターに入りました。これは『シアター360(サンロクマル』といい、直径128m(実際の地球の100万の1の大きさ)のドームの内側全てがスクリーンになっていて、その中のブリッジに立って映像をみました。上映されるものは毎月変わり、今月のテーマは深海で、現在の深海の様子がよくわかりました。潜水艦から照明を照らし、そこに映し出された珍しい深海魚や海藻などの映像を見ました。また沖縄トラフにいる生き物も見ることができました。360°全方位に映像が映し出され、独特な浮遊感を味わうことができまし日本館では、日本列島の生い立ち、生き物、自然、技術の紹介がありました。生き物では大小のクワガタ、貝などが展示してあり、動物は、熊、犬、シカ、珍しいものでは、西表島に生息している、絶滅危惧種のイリオモテヤマネコや沖縄のヤンバルクイナの剥製もありました。
地球館では、地球史、地球環境の変動と生物の進化、恐竜の骨や、人間の進化論的なようすが分かるものが展示されていました。
学生には課題が課せられていて、博物館を巡りながら課題に答えていきました。課題は2つあり、一つは日本に生息している動物で、興味を持っている動物を3つあげること。二つ目は、博物館の中で、印象に残ったものは何ですか。その理由を書いてください。というもので、後日提出することになっています。
印象に残ったものは、沖縄のヤンバルクイナ、西表島に生息しているイリオモテヤマネコなどで、地球館の外には、ラムダムロケット用のランチャーが設置してあり、そばに行くと重厚な迫力を感じました。クジラのオブジェも外に設置してありました。
博物館は3、4時間くらいじっくりと時間をかけて見学したい所で、とても奥行があり、見ごたえがありました。恐竜が大好きな学生が何人かいて、恐竜の骨を見てとても喜んでいました。
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フリートーク
2024年10月26日(土)13:30~15:30
10月26日(土)13:30からフリートークのイベントを1号館で行いました。
これは毎学期行われています。1ヶ月に1回か2ヶ月に1回の割合で開催され、その時によって参加人数は多かったり、少なかったりします。場所は、1号館の教室を使用しています。
今回も早稲田大学国際学生友好会に依頼し、早稲田大学の学生5人とSNGに教育実習生としてきていた清泉回も早稲田大学国際学生友好会に依頼し、早稲田大学の学生5人とSNGに教育実習生としてきていた清泉女子大学の大学生1人とその友達1人、そして、田中先生も参加しました。留学生47人、大学生7人、田中先生、計55人で交流会が行われましたました。
13:30分に集合し、留学生6~7名ずつ、7つのグループに分かれ、各経室に入りました。1つのグループに対して1名の大学生が入りました。時間は25分間に区切り、25分経ったら、大学生が次のグループの席につきます。
毎学期、早稲田大学の学生が来てくれるので、どういう手順を踏むのかよく承知していて、スムーズに行われました。
フリートークの内容のトピックは4つあり、①おもしろい写真③おすすめの場所、食べ物③行ってみたい場所➃ベストショットでした。皆に共通したトピックを考えるのはいつも大変です。携帯を見せながら話が始まりました。1回話が始まると盛り上がって楽しそうです。
前半2つのトピックのあと10分の休憩を挟み、後半2つのトピックについて話し合いましたが、あっという間に時間が過ぎていったようで、話し足りないと感じていた学生も多かったです。翻訳機を使っていた人もいました。
留学生たちの感想は、とても楽しかった、今後もこのようなイベントをやってほしい、次回も参加したい、日本人の大学生たちは優しいし、話しやすい、カジュアルな話しが聞けて良かった、日本語のネイティブの方と話ができて楽しかった。などとても喜んでいました。
12月には書道の体験も準備しています。その他、折り紙も計画しています。留学生たちは同世代の日本人と話がしたいという希望があります。そのために企画したフリートークです。学生たちの満足そうな様子により、さらに企画を練っていきたいと思っております。そして、より深く日本を理解してくれることを切に願っています。 -
防災訓練
課外授業の一環として、12月3日(火)、午前クラスと午後クラスそれぞれ別々の時間帯で防災訓練を行いました。1、2時限目にクラスでビデオ学習をし知識を得てから、3、4時限目に、新宿区外山公園へ移動し、消火訓練、煙ハウス体験、パネル学習、カンパン試食を行いました。当日の様子を紹介します。
秋晴れの当日、学校から外山公園まで約15分ほどの道のりは、楽しい散歩道のようでした。見事に紅葉した木々にかこまれた公園の一画に、消防署による防災訓練の場所が設置されていました。クラスごと順番に、まず消火訓練を体験しました。「消火器を持って、ピンを抜いて、レバーを押す」という消防署の職員の指導を受けてから、学生たちは消火器を的に向かって噴射していました。次に、煙体験ハウスに移動し、実際に煙の中に入り、身をかがめて出口から出てきました。そのほかパネルによる防災情報が展示されていて、皆熱心に読んでいました。そして最後にカンパンの試食をして解散となりました。
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ハロウィーン
2024年10月31日は、ハロウィンの日です。ハロウィンは毎年10月31日に行われるイベントです。キリスト教ではハロウィンの翌日(11月1日)は「諸聖人の日(万聖節)」という祝日に当たります。諸聖人の日とは、キリスト教におけるすべての聖人を記念する日です。
ハロウィンは英語で『Halloween』ですが、これは諸聖人の日(All Hallow’s Day)と聖人の日の前夜(All Hallow’s Evening)が短縮されたものです。
ハロウィンの起源は、2000年以上昔の古代ケルト人までさかのぼります。古代ケルト人はアイルランドやスコットランドなど、ヨーロッパの地域に広く居住していました。彼らの宗教はドルイド教で、自然を崇める独特の文化を持ち、11月1日を新年としていました。ケルトの一年の終わりである10月31日に、収穫物を集めて盛大に行うお祭りがありました。そして先祖の霊が戻ってくるとされ、先祖の霊を迎えるために、焚火などの魔除けの儀式を行っていました。10月31日は夏の終わりと冬の到来を告げる日で、その日を境に昼の時間が短くなります。
その後、歴史的に古代ケルト文化はキリスト教文化に吸収され、10月31日のお祭りの風習が残り、現在に至っています。もともとは古代ケルトの宗教的なお祭りから発祥したものなので、キリスト教由来のイベントではないので、キリスト教では宗教的な意味を持たないイベントの一つとして扱われています。
SNGでも、その日は仮装して登校してもいいということになっていました。学生たちはそれぞれ好みの仮装で授業を受けていました。袴をはいた武士、ポケモンのキャラクターのカビゴン、ヤドン。ハリーポッター、ナルト、サンリオのキャラクターのハンギョドン、セーラームーン、マリオのルイージ、クマモンなど。教職員も仮装して学校全体で大いに盛り上がっていました。それでは、楽しい仮装の写真を紹介します。



